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「ここでキスして」

シベリア少女鉄道を初めて観劇。subjはただの劇タイトルであって釣った訳じゃありませんよ?
で、感想。10段階評価で、役者4/シナリオ6/美術7/テクノロジ10 くらい、かな。笑ったには笑った。「なにやら新しいものを見た」というのもある。
この規模でやる劇団なら役者はもうすこし上手でも良いんじゃまいかと思ったのと、シナリオも一見工夫されているようでいてまとまりがなくて、終演後の爽快感みたいなものが一切感じられない。
いつもと比べてどうだったのかな。このままでは、多分この劇団をもう一度見ることはないと思う。

が~

が~まるちょば GAMARJOBAT.COM 2年ぶりの舞台公演を見てきた。
初めて出会ったのはたしか4年前で、その洗練されたパフォーマンスにいたく感動したのを覚えている。
大々的な宣伝戦略をとらず、純粋にその実力と口コミだけで着実にファンを増やし、いまや世界的に通用する実績を持つに至った。正直、嬉しい。

2部構成で、前半はコメディの短編集。後半は笑いをちりばめつつも細やかな描写で心を揺さぶる作品、チャップリンの「街の灯」がモチーフだった。

彼らの真髄は「奇妙な抽象化」にある、と思う。今回の公演で言えば、「ヤキイモ」と「街の灯」前半のカーチェイスなど。ヤキイモで言えば、彼は「火」ではないし「燃えているモノ」ではないし、強いて言えば「火の精」的ななにかだが、なんだかよくわからないにも関わらずその行動の全てに説得力があるので面白い。

もちろんロッケンローペンギンも好き。大好き。

このエントリを見て興味を持った方、次回は一緒に行きましょ。いつになるかわかんないけど。

Cotton Club

友人のバイト先Cotton Clubへ。東京駅から徒歩5分の高級店。一度は行かねばと思っていたが、今日はちょっとしたチャンスだったのでぞろぞろと出かけた。
定番の赤絨毯から始まる高貴な空間。バイトうらやまし。
この日の出演者「ベニー・グリーン・トリオ」を知っていたわけではなかったけれど、それでも生演奏ってのは実に良い。この頃は特にへぼいスピーカで音楽を鑑賞するのに慣れてしまっていたものだから、ピアノってこんなにもきめ細かな音色がするものかと今更感心したりした。あるいはStainwayだったからか?いや、多分そんなに僕の耳は良くない。
Jazzというのは単に音楽のジャンルではなくて文化なのだ、と、まあ、いろんなところでいろんな人が言ってるけれど、なるほどJazzy。なんだろ、いい感じに品がないというか。ほとんど後ろを向いてドラムを見ながら、上半身だけ捻ってピアノ弾いたりする。前髪がずっと邪魔そうで、片手演奏のパートに入るとここぞとばかりに空いた手でかき上げたりする。様になっているので愉快。
帰り際、「帽子が消える」というマジックを密かに披露したが、誰も僕の仕業とは気付いていないに違いない。しめしめ。

「アイリッシュ・ミュージック」

深夜2時から朝6時まで同僚とカラオケして帰ってきて部屋の掃除とかしてたら近日まれに見る雨。普通に考えたら丸一日引篭もりのコンディションであるが、今日は浜松楽器博物館で不定期に行われる「レクチャーコンサート」に行く、と手帳に書いてあった。
ここで、ずぶぬれ覚悟で風雨の中へ飛び出すか、或いはぬくぬくと布団に潜り込むか。しかし諸君、誇張無しにここが人生の分かれ目なのである。即ち行動に付随する意思の強さを試されているのであって、この程度の苦境であっさりと引篭もりを選択するようでは将来訪れるはずの絶好なる機会を逃すに違いないのである。と、自分ひとりを説得し、開演10分前にようやく家から飛び出した。
本日のお題はアイリッシュフルートとハープ。奏者は守安 功、守安雅子の両氏(応援サイト)。この功氏が、本人曰く「某有名大学を優秀な成績で卒業した後、別の某有名大学で講師を務めていた」というだけあり、なかなか達者にいろいろ話をしてくれるので面白い。前半は、「19世紀前後のアイリッシュ音楽」と題して、こんな感じに話が進む。 続きを読む

Love Letters

出演者3人とも知り合いということで、見に行かないわけにはいかぬということで、桜台へ行ってきました。
で、感想。
お二人ともセリフうまいです。よくがんばりました。お疲れ様。伴奏も要所要所でとても良い効果を与えていた。舞台美術もうまいこと工夫されてて綺麗。
でもはっきりいって台本がキライ。話が暗すぎる。女性蔑視的なところがないか?まあ、好みの話かも知れないけど。

僕が仮に演出家だったら。
・前半はもっと思いっきりコメディにしちゃう。「笑いの向こうに涙がある」というのは僕の中で基本的な理念なので。
・影絵は面白かったが、あんな感じのひと工夫をあと2,3欲しかった所。セリフ劇ってのはさ、逆に言えばいろいろ詰め込める余地がたくさんあったってことで。1時間超という長さの中で、無難にまとめすぎた感があります。
・オープニングか休憩かに、神田征二朗の弾き語りを入れる。

多摩動物園

に行ってきました。という日記を僕が書く、と。
総勢6名で行ったわけだが、実は全員mixiメンバだったりする、と。
すると、mixiの仕組みによって日記はエントリィ順にソートされるので、「動物園」とかいうエントリィがずらっと並んだりして、つまり、僕が書かなくても誰と一緒だったかばれたりするわけです。

面白い時代になったなぁ。

さておき、動物園ですが、広い割に動物は少ない。上野動物園のほうが特に鳥類の種類は断然多くて僕は好み。ただ、人間の少なさは比較にならず、人間嫌いにはオススメ。笑。
昆虫コーナーの充実っぷりには満足。セミとか素手で取るしゴキブリにも動じない僕ですが、体長15cm以上の昆虫は正直怖い。。。と、今日思った。

新春かくし芸大会

滅多にテレビを見ない僕である。紅白もついに見なくなった。でもかくし芸は忘れずに見た。「年間テレビ視聴時間の1割は新春かくし芸を見ている」と言っても過言ではない。

さてさて。経験のないことに挑戦するのがこの番組のルールとなっているようだが、世に芸事というものは、せいぜい2,3ヶ月の練習で人を魅了するレベルに達するものではない。タップダンスとか和太鼓とか、普通は2年3年と練習を重ねてようやく人前で初舞台を踏むのだ。
ところがどうだろう。この番組を見ていると、なにやら上手そうなのである。さすがは芸能人、僅かな練習時間で高度な技を身につけるものだなあ、などと思っている人々は少なくないはず。
しかし自分が練習経験のある技を見てみると、実のところ、ぜんぜんうまくないのだ。所詮は2,3ヶ月の技でしかないのだ。すごいのは演出陣である。技術的な難しさを巧妙に避け、凄そうに見せるのが実にうまい。逆さタップとか、普通にタップするより絶対楽だもん。間違いない。
あとはひたすらド派手な飛び道具の数々。空間を埋め尽くす金のリボンやらスモークやら。見慣れるとどうでもよくなってくるが、あれくらいやると誤魔化せるのだな、という良い勉強になる。

それにしても堺正章はひどかった。効果音で入れてある笑い声と拍手がいかにも白々しい。たまたま、「参考にした」というジョージ・カール氏のパフォーマンスを映像で見たことがある。そもそも日本人受けしなさそうな芸だが、まあそれなりに面白い。しかし、真似できるものではない。チョイスの段階で失敗だったという感じ。おそらく本人も本番間近にせまって「ダメだ」と思ったのだろう。それでハットジャグとラストの逆テーブルクロス引きを盛り込んだ。ところが、ラストはともかく、ハットジャグがまたぜんぜん出来てなくて、それこそ失笑モノだった。ちなみにハットジャグの監修にJAY氏の名前があった。彼も頭を抱えたに違いない。

Mr and Mrs Smith

六本木Hills TOHOシネマズ レイトショーにて。
前半の小ネタと、中盤の夫婦探り合いのあたりが面白かった。後半の戦闘シーンは物足りない。単純な打ち合いで大人数相手に勝てる理屈がよくわからん。もっと頭使ってやっつけてくれたほうが良かったなぁ。
「10段階で」は流行するかも。自分の中で。

Robert Sabuda

blogウォッチング中にたまたま遭遇し、ちょっとした興味でRobert Sabudaの本(aa)を調べ、その場で3冊注文。恐竜図鑑と、アリスと、クリスマス。先日届いたのだが、

正直、本でこんなに感嘆したのは初めてだ。てかこの内容でこの値段はお買い得すぎる。じわじわ買い揃えてしまうかも。

静岡文化芸術大学祭

そもそも、学園祭というイベントが好きだ。徒歩5分のところに真新しい大学があって、しかも芸術系とくれば俄然期待。
年に一度、否、当人たちにしてみれば一生に数度しかない発表の場、という刹那に、しばしば結晶化したエネルギィを垣間見る。たとえ技術的に幼くても、魂を削って生み出されたモノというのは、なんとなくそれが伝わってくるものだ。作品であっても、演技であっても。
たまたま東京の友人即興役者のなおたん(男)が浜松に寄るというので一緒に行って来た。時間があまり無い中で無計画に歩き回ったのでいろいろと見損ねたものはあるかもしれないが、見た中で印象に残ったものを。

** 「赤い靴」自作絵本。押し付けがましくない暖かさが心地よかった。きっと読む機会はないと思うのでストーリーを書いてしまえ。小さな女の子が、母親と出かけた先で赤い靴を忘れてきてしまう。赤い靴は別の人に拾われ、売られ、捨てられ、流されて、長い旅を経て、ある日ついに、持ち主の女の子のもとへとたどり着いた。赤い靴は喜んだが、少女はもう大きくなっていて、まさか自分の靴だとは覚えていないようだった。けれど少女はその靴を水の流れから拾い上げ、暖かい地面の上に揃えて置いた。靴は、嬉しかった。。。。と。そんな話。ほんとは綺麗な絵がちゃんとついてるんですよ。

** トンボ1000体
数だけで勝負しようとする作品は基本的に嫌いだが、まあ、綺麗だったので仕方が無い。

**書道部
以前、日芸大書道科の卒業展覧会を見たことがあったが、そのときの印象と比べると微笑ましい感じ。(失礼。)でも、象形文字みたいにアレンジした作品があってそれが面白かった。

**ザ・ベストテン
という形式のバンドライヴイベント。アナウンサが本格的で驚いた。バックに流れる映像が馬鹿馬鹿しくてけっこう笑った。

**社会人聴講生親睦会
絵や書道や彫刻等など雑多な作品群が展示された教室。レベルの高さに圧倒された。タダモノではない。オトナになってからわざわざ芸術大学に入学するくらいだからそれなりの方々なのであろうが。。。
サリー(でいいのか?)の着付けコーナがあって、面白がってなおたんと二人で着せてもらって王冠かぶって写真を撮ってもらった。小さな女の子が「本物の王様みたーい!」と言ってくれたが、それは多分王様像が狂っているので訂正してあげたいところだ。

**技術造形
ちゃぶ台から導線が出てスピーカに繋がっている。「心行くまでひっくり返してください」と看板。ゆっくり傾けていくと、ドンガラガチャーン!今日、最高に笑った作品だった。

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