Nifty MiniDrive の危険な設計

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Nifty MiniDriveが届いた。日本人で購入した人はさほどいないかも知れない。
で、パッケージをあけてみたところ、写真の通りである。

まあ、破損しているわけだが。

この破損の仕方はしかし、単に破損しているという以上の重大な設計ミスを示しているのがお分かりだろうか。

Nifty MiniDrive がどのような製品かは冒頭のリンク先をご覧頂きたい。簡単に言えば、MacBook の SDカードスロットにすっぽり収まるMicroSDアダプタである。
MacBookのSDスロットには一部のデジカメのように「カードを押し込むとイジェクトされる」というような洒落た機構はついていない。通常サイズのSDカードははみ出るようにしか刺さらないので、取り外したい時は指でつまんで抜き取るだけである。
Nifty MiniDriveはすっぽり入ってしまうので、指でつまみ出す事は当然出来ず、専用の金具が付属してくる。この金具を、Nifty MiniDrive側面に備えられた穴にひっかけて取り出すのである。

さて、冒頭の写真をもう一度よく見て欲しい。右下に映っている棒状のパーツは、本来は左上の黒い本体に接着していたもので、いまは90度上を向いて、フックにひっかける穴がカメラのほうを向いている。

ぼくは MacBook に挿入する前に梱包から取り出した際に(おそらく変な力を加えたのだろう)この接着が外れてしまったが、正直ほっとしている。
MacBook に刺した状態でこの事故が起きたら、どうにもならないからだ。

SDカードスロットからカードを抜き取る際にかかる摩擦は決して小さいものではない。その力が、わずかな表面積の接着面に毎回かかるとすれば、並の接着では剥がれるのは時間の問題である。おそらく世界各地で、MacBook に Nifty MiniDrive がはまり込んでどうにも取り出せなくなる事例がこれから続出するだろう。

デザインを犠牲にしても、ここは一体成型にすべきだった。合掌。

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