アーカイブ ‘ 2008年 3月

今日の自己紹介

遡れば半蔵門ランチがきっかけで、その三ヵ月後に81忘年会へ突入、勢いに乗ってIRCやtwitterや各種勉強会へ行動範囲を広げた挙句、先日はnipotan-niteの司会なんぞさせてもらったkuboonです。

持論としてはこのblogの総体が僕の自己紹介であり、且つ、僕という人間は変化し続けているのでどこかにプロフィールという名のconstなdocumentを記述してしまうことには抵抗があるわけだが、そうは言ってもこの3ヶ月の人脈の広がり方はちょっと異常で、てっとり早くみんなと仲良くなりたいので「今日の自己紹介」。

本業は株式会社サスライトというところでセキュリティソリューション製品の開発をしています。
今はまだ小さな会社だけれど、明確なコンセプトを打ち出し、受託に頼らずに製品開発をしようとする企業姿勢はなかなか良い。まぎれもなくベンチャー企業でありながら、今流行のWeb2.0とかに見向きもしない。僕自身は新しいもの大好きなので、PHPならRhacoだよねみたいな趣味ですが、仕事では主にC++とFlashを併用してクライアントサイド全般を設計、開発しています。
どんな製品?とか興味ある人はこのへん見てください。B2B製品なので、一般人は面白くないです。

2年前にここへ入社した当時は、適当に生活費稼ぎながらスキルアップして数年したら転職しようとか思ってたのだけど、最近ちょっと考えが変わってきまして。この会社が持っているポテンシャルは、ただの止まり木にするにはもったいない。ちょいと、賭けてみようかと、思い始めている。
社長は僕の大学の同期でぜんぜんGeekじゃないのだけど、その彼が今日、「SASTIKで儲けて、その金を全部つぎ込んでラボを作る。日本人の技術者は冷遇だなんて言わせない」と言った。酔ってたのでどれくらい本気かわからないけれど、酔った分を差し引いても十分、価値のある発言だと思う。

本業の話はこれくらいにして、手品の話。
中学2年生で「カードマジック辞典」に出会い、それ以来の付き合い。大学では手品サークルに入ってたり、飲食店でマジシャンのアルバイトをしたりしてました。あと、渋谷ハチ公前でストリートもやった。仕事にする気はあまりなくて、一生趣味で続けようと思ってたところへ、手品仲間から起業の話をもちかけられ、去年登記したのが株式会社ショウマン。見る人も演じる人も、すべての手品を愛する人々のための企業となるべく、着々と準備中。

最近はちょっと手品に頼りすぎたので反省している。話題の中心が手品になってしまうと必然的に僕が情報提供者になってしまうのだけど、もっともっと皆さんの話を聞きださなきゃ。手品自重。

それにしてもnipotan-niteは楽しかった。
にぽ介ライブがかっこよくてシビれた。
941さんが素晴らしい準備っぷりを発揮してくれて、僕はおいしいとこだけ頂いてしまった。
ありがとうございました。

このごろ司会の楽しさに完全に目覚めた。これは天職か??
なんでも司会やりますのでお気軽にご相談ください。

今後ともkuboonこと大久保康平をよろしくお願いいたします。

披露宴の司会

大学時代の友人同士の結婚披露宴で、またまた司会をさせていただいた。
披露宴の司会と言えば、通常はプロに頼むところだが、そこを任せていただけるというのは本当に有難い話である。もちろん僕は日ごろから訓練をしているし、今日のための練習も繰り返してきたのでズブの素人のつもりは無いが、それでも、何十回何百回という単位で本番を経験しているプロとは雲泥の差がある。

僕なりに一番気をつけたのは、盛り上げるべき箇所できっちり盛り上げるということ。
スカスカの拍手、乾いた笑い、空回りする司会。こういうのは一番嫌いだ。
会場がまだ暖まってもいないのに、台本に書いてあるからといって無理やりにテンションを上げたセリフを言うのは聞いているほうがうんざりする。空気にあわせたセリフに変えるべきだし、もっと良いのは、きちんと空気を作ることだ。

今回一番の山場はファーストバイトの「はい、あーん!」であった。
それも、会場の全員でご唱和である。
台本に書いてあるので、遂行する。逃げない。誤魔化さない。

大勢の人間に発声を促すとき、一番重要なのは「タイミングを明確にする」ことである。
自分だけが大声を出してしまうという恐怖が、唇を重くする。
みんなが同じタイミングで発声するという確証が得られると安心するのである。

というわけで、気分は指揮者である。
十分に気を使った甲斐あって、この部分はおおむね満足の行く仕上がりだった。

現場のキャプテンの指示を僕が読み間違えて誤った司会をしてしまったのが2回。
これは回避可能だった。
まだまだ早口になりがち。
これは訓練が必要。

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