会社で指摘されてはじめて気づいた。
もともと15日に成人の日があって、それがハッピーマンデー法によって月曜日に移動した。
普通に考えたら、15日が月曜のときは当然その日が祝日になるべきである。
「15日を含む週の月曜日が休み」というルールなら直感的だし、実際僕もそうだと思っていた。
ところが、wikipedia ハッピーマンデー制度によれば、2000年以降の成人の日は「第二月曜日」となっている。
「15日を含む週の月曜日」と、「第二月曜日」は一致しない。どちらが優れたルールかと考えると、計算機システムの立場に立てば後者である。人間の立場に立つと前者のように思えるが、もともとは15日が祝日だった、という旧制度の記憶がこの世から薄れるころには、やはり後者かもしれない。
そんなわけで、第ナンタラ何曜日という決め方になった。
最後の疑問は、なぜ第3でなく第2なのか、という点である。
ちなみに、第二月曜日になれる可能性があるのは8日から14日、第三月曜日になれる可能性があるのは15日から21日である。第三月曜日とは、言い換えれば、「15日以降の最初の月曜日」となる。
別にそれでも、まったく問題なかったはずなのだが。
正月休みを明けて、さあ出社したらすぐまた三連休、という状況は、出鼻をくじかれるようにすら感じる。そこに有給を当て込む社員も少なくないだろう。3割とか4割の社員がお休みしている環境で100%の仕事をする社員は多くないだろう。
結局、そこに挟まれた数日間はなにやら準備運動のようになる。
といって第三月曜日を休みにしたら、準備運動期間が伸びるだけだったりしてね。