映画のほうのダヴィンチ・コード

先に本を読んだほうが良い、と数人から聞いてそのつもりでいたのだが、「本読まずに見たけどそれなりに楽しめた」という07嬢の日記を信じて見てきた。

確かに展開はスピーディで、途中、誰がどう裏切ったのかよくわからなくなったが、早いのは、遅いよりずっと良い、と思っている。たとえば「2001年宇宙の旅」とかダメ。すべてのカットを半分にしたらちょうど良い。まあ、あれは映画じゃないという話もあるが。

旧友の2人が話しているうちに議論が白熱していくところとか、きっと原作ではもっと丁寧に書かれているのだろうけれど、映画では展開が早くて可笑しい。「もう怒るの!?」みたいなね。

許しがたいのは、「はいはい、これ後で使いますよ~」的なカメラワーク。伏線というものを勘違いしている。伏線が示された時点で、む、これは伏線ぽい、と気付かれるようでは、何したかはわからないけど何か怪しいことをしたに違いない手品師みたいなものだ。

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