オラファー・エリアソン展

原美術館(サイト見づらい)@品川へ。今日までというのに駆け込み。
光の特性を巧みに利用したシンプルで強力な作品の数々は確かに僕の好みにはぴったりで、駆け込んだ甲斐があった。

去年の今頃は、生まれて初めての一人暮らしを目前に、インテリア雑誌とインテリアショップを片っ端からインプットしていた頃だ。部屋の雰囲気はまず照明(あるいは窓の使い方)で決まる。光源こそが指揮者で、家具や家電の色合いをどう工夫してもその指揮棒の範囲を超えることはない。
しかしここに、ミラーやプリズムといった光学特性を持つ素材を導入することを考えると、それらはソリストのように振舞う。その強烈な個性は時に部屋全体の調和をかく乱させるまでの力を持っている。そしてもちろん、完全に調和したときには、そこにソリストが加えられる以前には存在し得なかったまったく新しい価値が生み出される。

今日見た作品は例えていうなら、僅か数人の慎ましいソリストと寡黙な指揮者が、完全に調和した音波でコンサートホールを圧倒したような、そんな感じだった。

たとえ話ってあまり好きじゃないんだけど、敢えて書くならこんなかんじだろうか。R君。

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