Cotton Club
友人のバイト先Cotton Clubへ。東京駅から徒歩5分の高級店。一度は行かねばと思っていたが、今日はちょっとしたチャンスだったのでぞろぞろと出かけた。
定番の赤絨毯から始まる高貴な空間。バイトうらやまし。
この日の出演者「ベニー・グリーン・トリオ」を知っていたわけではなかったけれど、それでも生演奏ってのは実に良い。この頃は特にへぼいスピーカで音楽を鑑賞するのに慣れてしまっていたものだから、ピアノってこんなにもきめ細かな音色がするものかと今更感心したりした。あるいはStainwayだったからか?いや、多分そんなに僕の耳は良くない。
Jazzというのは単に音楽のジャンルではなくて文化なのだ、と、まあ、いろんなところでいろんな人が言ってるけれど、なるほどJazzy。なんだろ、いい感じに品がないというか。ほとんど後ろを向いてドラムを見ながら、上半身だけ捻ってピアノ弾いたりする。前髪がずっと邪魔そうで、片手演奏のパートに入るとここぞとばかりに空いた手でかき上げたりする。様になっているので愉快。
帰り際、「帽子が消える」というマジックを密かに披露したが、誰も僕の仕業とは気付いていないに違いない。しめしめ。