静岡大道芸フェスティバル

いちおう静岡県民になったことだし、一度くらい行かねばなるまい。どちらかというと、いままで一度も行った事がなかったのがおかしい。
というわけで、珍しく上京を断念して週末の一日を費やした。パフォーマンスは非常に楽しめたし、しばらく会っていなかった先輩諸氏と出会うことも出来たりで、とても有意義な一日となった。
以下、各パフォーマごとに感想。

** クラウディウス シュペヒト [Claudius Specht]
ついにジャグリング界にもメカ時代が来た!60x60x100くらいのアクリル張りの直方体が、遠隔操作か全自動かわからないが非常に機敏に動き、結構な勢いでクラブやカップをすっ飛ばしてくる。それを難なくキャッチし、スピーディでスマートな演技が続く。こういうの大好き。今後も要チェックだ。

** マイク・マイケル [Mike Michael]
またまたメカメカである。彼はジャグラではなくマジシャン。凄いといえば凄いのだけど、その方角にはシルベスタがいて、僕はどちらかというとシルベスタの方が好きかも知れない。同業者なので評価が厳しくなりますね。申し訳ない。

** ファニーボーンズ [Funny Bones]
かの有名な東京ゾンビーズである。新宿のホコテンで数度見かけたことがあったが、ちゃんと見たのは初めて。面白かった。ピングーのアクトが必見。

** キシタカ
実は一時期、同じ先生から手品を学んでいた仲である。ご挨拶したかったのに、遠くて見にいけなかった。キシタカさんごめんなさい!

** ダメじゃん小出
まさに正統派コメディアン。小細工無しで安定した演技からは、底知れぬ実力を感じる。

** パヴェル&マルティナ [Pavel & Martina]
イリュージョンマジックを屋外でやろうってのがそもそも凄い。手品的には特に目新しいことはないが、一つ一つの動作、道具の示し方が極めて丁寧で美しく、文句なしにプロ。間違いない。

** ヨーヘン シェル [Jochen Schell]
日本の伝統芸能の数々を洋風にアレンジし、独特の雰囲気で演じる。アーティスティックで、実に良いパフォーマンスだった。

** 山本光洋
ファンなのですが、今回は時間の都合で断念。

** 池田洋介
見損ねた。紹介文を見る限りでは面白そうだったのだが。

** ユンゲユンゲ
見損ねた。友人のイチオシだったのだが。funny bonesが長すぎたせいだ。

** TENSHO
1999年のこの大会で、SIRIUS(=TENSHO+JAY)がJapan Cup Championを取った。僕はSIRIUSは見た事がないが、六本木の東京コメディストアで常駐マジシャンをしていたとき、何度かJAYの演技を見た。ショータイムが終わった後の時間に、対面していろいろと話をしたこともある。彼の演技は本当に素晴らしく、僕は少なからぬ影響を受けた。熱烈なファンと言って良い。いつかSIRIUSを見たいと思っていたが、SIRIUSとしてパフォーマンスをすることはもうないだろう、と誰かにどこかで聞いた気がする。
そして今日初めて、TENSHOを見た。往年の願いが半分叶ったといっても良いかもしれない。なるほど多彩なパフォーマンスだった。TENSHO氏の才能が垣間見える。
でも、僕はなんだか悲しくなった。解散した理由がわかったような気がして。

** BINGO
ウクライナから招待したサーカス集団で、入場料\3500という別格扱い。この値段なら破格である。充分な見ごたえがあった。技のレベルとしてはシルクドソレイユの半分くらい(主観)だが、完成度は非常に高く、独自の世界を築くに至っている。トライアングルのジャグリングがお気に入り。
女性パフォーマが軒並み大柄なのに驚いた。お国柄だろうか?

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