アーカイブ ‘ 2005年 10月

ボドゲ

ボードゲームといえばドイツが本場。去年ぐらいに姉の友人からの流れで「CATAN」や「操り人形」に何度か興じてきた自分であるが、今日はそこへ、このblogではお馴染みの内田氏が刺客としてやってきた。
「ゴキブリ」というカードゲーム。シンプルな一式にシンプルなルールなのだが、これがなかなかどうして突き詰めて考えてゆくと舌を巻くほど奥が深い。考えた人間のセンスに脱帽するばかり。
「シャオシャオ」すごろくベースの点取りゲームだが、そこに心理戦が絡んできて、しかもどの瞬間も勝負から気が抜けない絶妙のバランス感覚。見事というほか言葉がない。
そして最後に「バルバロッサ」。前二つと違ってルールもセットも大掛かりでとっつきにくいが、そのコンセプトの斬新さには思わず「うひょぅ!」と口にしてしまうこと請け合いである。一見複雑なルールも、合理的に出来ているせいか始めてしまえばわりとすんなり覚えられた。
ボードゲームなんて、手持ち無沙汰のオトナが逃げの一手で遊ぶもの、なんてちょっぴり思っていた自分であるが、どんなジャンルであれ良質のものに触れるというのは刺激的だ。ちょっと反省しようと思う。

Model Debut

手タレしてきた。
ほとんど手だけの出演、ということだったのだけど時々全身や顔も映るということで衣装さんとメイクさんがついてくれて、撮影の合間にやってきては微妙な服のよじれや髪型の乱れを直してくれるのでした。
リリースは12月中、くらい。キャンペーングッズという位置付けで、残念ながら一般販売は無いそうです。

5じ起き

でんこの曲に歌詞かいた。書いたのは数ヶ月前だけど、いちおう僕の作品ってことで今更公開。


朝の ベンチ ひとり 座る
おおきな まっすぐな ひまわりの となり
ことり とまり つつく
たねが 落ちて はねる
あしたもまた早起きして ここに座ろう

海の 見える 森の 木陰
ふんわり ゆったりと 風に乗る とんび
のばす 羽の ふちを
赤く 染める 朝焼け
あしたもまた早起きして ここに登ろう

すきとおった 空気
あたたまる 予感
静かな 元気
もらえる 時間

まぶた 閉じて 耳を 澄ます
遠くに ひっそりと 雨音の リズム
赤い 傘を 広げ
空を 飛べる 夢見て
あしたの朝は晴れるかな 今日は眠ろう

高投票率

Sankei Web 政治 投票者数より13票多く確定 佐賀市議選で選管(10/24 11:38)より。

佐賀市と周辺4町村の合併による新市発足に伴う23日投票の佐賀市議選で、投票者数に比べ投票総数が13票多いまま開票結果が確定されていたことが、24日分かった。

おいー
100%超えてる。

温泉旅行

よく考えたら生誕以来初の温泉旅行だったような気がする。
伊豆急行。黒船号とかいう車両で車内博物館とかいう企画が愉快だった。あと座席の配置がかなりおかしかった(この「おかしい」はダブルミーニング)。当然鉄道系の人々の間では常識なんだろうけど。鉄道系といえば、高校時代は僕の周囲の人間はたいてい鉄道系だったので、大学入ってみてその鉄道系率の低さに驚愕した覚えがある。ひょっとすると隠してるのかも知れん。「踏み鉄道」でもしてみるか。それって踏み切りか?違うね。(違うってよ!)
と、このように脱線すると話がちっとも進まないわけです。この一週間でいろんな人のブログを読みまくったので誰かから影響されたなこれは。まあすぐ戻しますが。
で、城ヶ崎公園に着いたのが22時過ぎで、一泊\3000とかいうおかしい(これはシングルミーニング)合宿所で、一晩延々と会議。何の会議かというと日本征服会議。議事録を書く程度にはまじめな会議。
翌朝10時にチェックアウトして、電車で一駅。6人で富戸から歩いて温泉へ。片道40分ほどの道を歩いていくつもりが、途中で通りかかった旅館の送迎バスに拾われていえーい。
海の見える露天風呂が3つか4つあって、順繰りしていくわけ。このシステム自体が僕には新鮮だった。日本的だなぁ。スリッパ忘れるとかもろもろのハプニングがいろいろいちいち面白かった。(メンバーのメンとメンツのメンは一緒か?)
しかし基本的には「思考停止する」のが温泉の目的の一つなのでこれ以上書くことないですね。他の温泉知らないから比較とか出来ないし。あれ、前置きのほうが長いぞ。タイトルを間違えたかな。

容疑者 室井慎次

陸上部出身という設定の田中麗奈が、結構いいシーンでランニングフォームがメタメタなのが受けた。

僕は「踊る」シリーズは基本的にどれも好きなのだが、この作品はちょっとシリアスすぎるかな、と。まあ、たまにはこういうのを書きたかったのでしょう。悪くは無いです。

NG問題の推論

テレビの中に、人物が二人います。NとGです。
テレビのスピーカからは、声色の違う二種類の声が聞こえます。これはAとBにしておきます。Aは、ちょっとダミダミした声で、やたらとおしゃべり。一方のBはというと、なにやら動物的なゴホゴホという声。ほとんど聞き取れません。

ここで、NとGおよびAとBの対応関係を考えようというわけです。
実はGは、人物というよりはもじゃもじゃした茶色の着ぐるみでして、口の動きが見えません。対してNは、まるで口が動いている気配がありません。踊りながら工作をする変な大人です。
いちおう人間ではないという設定のGがゴホゴホと動物的な声を発するのはとても自然で受け入れやすい仮定ですが、Aのダミダミ声も、Gの雰囲気にあわないこともない。
一方、口のまったく動いていないNがAのようにおしゃべりのはずがない。はずがないのです。とすると、G=Aとなります。これは譲れない。ここまで来たら、あとは、残った受け入れがたい現実を、飲み込む勇気だけの問題です。
つまり、あの工作の達人が、ゴホゴホ言っている、と。。。

なんてことを僕は10年来ことあるごとに主張してきたわけですが、今日初めて同志を発見しました。
森博嗣 ZOKU より。「あ、僕はね、あのナレーションがゴンタ君の声だと思っていたから、よくしゃべる奴だなってずっと見てた。」

Magic Meets Arts

奇術愛好会発表会ご来場の皆様、どうも有難うございました。
こちらが意図したとおりのシナリオはたぶん伝わっていないのですが、「伝わらないなら単純化する」という提案に対し、今年は頑なに抵抗してみました。飽くまでマジックショーを見に来ているお客さんに対して、幕間(まくあい)の演出が観客に与えることの出来る情報量はとても限られていて、だからといってその中で伝えられることしかやらないというのはお互いに面白くない。伝わらない部分を隠し持つことで、深みが生まれる。詩や俳句に似ていますね。丁寧に切り抜いた言葉の断片で、その背後の大きな物語の気配だけを伝えようとするのです。読み手は勝手にそれを自分の知識と重ねて拡大解釈する。それでいい。

と、いいつつ、有名な俳句には必ず解説が付随しているのと同様に、いちおう企画側の意図した、わかりそうでわからないに違いないシナリオの解説をここでこっそり公開してしまいましょう。演出チーム内で共有されていたあらすじを僕が独自に膨らませて読み物に仕上げたものです。
ともかく、こんなバックストーリィ。
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Magic show at Act-street

突然ですが、今週末 8th(sat) 11:00-15:30 に浜松駅近辺に出没することになりました。諸事情によりBilingual topicでお送りします。

– 11:30 ~ 12:00 楼蘭 (Ro-Ran)
– 12:15 ~ 12:45 S-Table
– 13:00 ~ 13:30 静華 (Sei ka)
– 14:00 ~ 14:30 Gris Gris
– 15:00 ~ 15:30 LOLO Cafe

It’ll be table hopping style show. Each table takes 5 minutes. For more information about entire event, see BIKKURI-BAKO (ja only).

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