アーカイブ ‘ 2005年 9月

ホワイトバンド

そもそも、正確な情報を調べる手段なんてもはや一般人には与えられていない、という諦めが肝心だ。
僕はその広告手法が面白いと思ったので買った。それだけのこと。¥300がどう使われるかには興味ない。
誰かがうまくいけば必ず反対者が出てくる。そういう世の中になった。
どっちの言うことが本当かなんて、調べる手段は無い。はじめから無い。

ただ間違いないのは、僕が購入した目的であるところの「宣伝効果」は確実に薄れつつあるということで、だから僕はもう着用をやめようと思う。

ついでにどうでもいい話だけど、不特定多数が同じ腕輪を着用しているという社会現象は、手品師的にはちょっと面白い。あ、これネタバレかな?

Pizza!

1つめはナスとトマトソース相方はパン屋役をやるくせにいままでパンを焼いたことがなかったとかまったくもって情けないことこの上ない。一方僕はといえば、もうピザの領域に達しているわけです。
Bakery Machineに小麦粉と水を入れてスイッチオン。45分で生地が出来て、丸めて30分寝かせる。これを平べったく伸ばして、具を載せて、フライパンでじっくり30分(片焼きなんで時間かかる)。
会社の同僚5人で食べました。思いのほかおいしい。(良いチーズを使ったから当然さ!)けっこう気楽に作れることがわかった。今後も時々つくろっと。
そのあとずっと5人でボンバーマンし続けた。僕はあまり強くない。いまのところは。今に見てろ。

チャーリーとチョコレート工場

気に入ったのはWonkaと工場の最初の部屋。気に入らないのは無駄に教育的指導な部分(まあ、本気で教育する気は無いのだろうけど)と、憎らしいキャラクタ達。
見所は工場だが、最初の部屋が一番素敵で、中盤以降のメカの表現はむしろ甘い、と感じた。最初の部屋の発想の自由さと比較して、ビーカーやフラスコに色水が入った描写はあまりにも典型的ではないか?
単なる悪役とか単なる憎まれ役とかどうも好きになれない。そういうキャラクタが登場する作品自体嫌いになってしまう。すべての登場人物は魅力的であるべき、というのが僕の持論でして。
ラストの家族愛の流れもぜんぜん心に響かない。多分手を抜いたのだろうと思う。

おもしろいところはたくさんあるし、Wonkaが最高なので、まあ見て損ではないけども、もう一度見たいというほどではないです。でした。

Vegas5日目

チェックアウト、搭乗手続きを無難に終える。ようやく僕も空港での手続きに小慣れてきた。内田氏の新しいカバンは、ぎりぎり機内持ち込み許可が下り、座席上の棚に押し込まれた。
途中、Losで乗り換えの時にお土産を買い足した。Vegasで買うチョコよりはきっとおいしいだろう。
機内ではほとんど熟睡していたため、あっという間の帰国であった。日本は結構な悪天候で、見るからに耐水性に乏しい内田氏のカバンを見かねたアテンダントが、ビニルとガムテープによる梱包をしてくれた。こんな親切なサービスを提供してくれるのは日本くらいのものではなかろうか。詳しくないけれど。
無事帰宅して(明日は横浜出張なので今夜は都内に住む姉の家へ)荷物を解いてみると、意外と良いお土産が買えていたことに気付く。でも、数がちょっと足りなかった。

さて、翌日の晩に浜松の我が家へ帰ったのであるが、そこでなんと。。。!次回へ続く。

Vegas4日目

7:00にS嬢をロビーで見送ってから、部屋に戻ってもう一眠り。10:00にFoodCourtへ集まって、わいわいと朝食。チーズのたっぷり入ったペパロニロールパンはけっこうおいしくて気に入った。$4。

** 11:00 Circus Circus
大人の街だったLas Vegasを家族向けに変革すべく作られたというAmusement Parkである。ジェットコースターやら回転木馬やら、各種アトラクションが一揃い。雰囲気からしておもちゃ箱のようで、とってつけたように子供向けだ。(余談だが僕は子供向けという言葉は好きではない。オトナの期待に反して子供は賢い。)
Air Hockeyを発見してしまった。コイツには熱い思い入れがある。(家庭用の小型機の購入を検討したほどだ。)2人組4チームでのトーナメント戦を提案、白熱の真剣勝負の末、優勝。(だから、子供向けじゃないってば。)
ビデオゲームコーナーがあり、アミューズメントパークらしくTime CrisisやらHouse of Deadなどのガンシューティングが並ぶ。ほとんど日本製。画面内にも平気で日本語が並んでいる。もちろん、DDRもあった。ここで内田氏の独擅場(どくせんじょう)となる。激ムズモードをなんなくクリア。外国人のギャラリーたちが揃ってぽかんとしていた。KONAMI養成所で特殊訓練を受けた新人類と思われたかもしれない。
動物のぬいぐるみや帽子の並ぶショップは、なかなかにラブリィな品揃えであった。Pockemonも何気なく並んでいた。

** 13:30 Fashon show mall
巨大で綺麗なショッピングモール。Vegasらしい遊び心には若干欠ける感があるが、直線とシルバーをベースにしたデザインの中にはときどき巨大なフォークやナイフがぶら下がっているのがやはりVegas。
衣料品店が殆どだったがぜんぜん見なかった。電気屋に寄った。日本と品揃えがまるで違っていて面白かった。日本で見たことのないShaper Imageというブランドのポータブルスピーカを発見。ポータブルスピーカについては、散々探しまくった経験がある。(まあ、秋葉原になければ日本中にないと言って良いだろう。)見て、即決。今まで僕が見たどの製品よりも高品質だったからだ。価格的にも妥当で、これは良い買い物をしたと思う。買ったばかりの製品を内田氏に自慢してたら、たまらず彼も買いに行った。

** 17:00 Mirage
最後の夕食を豪華にとろう、ということで、界隈でもっとも高級なBuffetへ。$20かと思いきや、今日は月曜にもかかわらず米国の祝日らしだというので割り増しの$30。なんじゃそりゃですよ。祝日に値があがるなんて日本だったらカラオケくらいなものです。今日が祝日だってことくらいはどこかで誰かが教えてくれたっていいではないか。ホテルとか、駅とか、、、ああ、駅がないからね。
値段相応に品揃えも良かったのでまあよしとしよう。Non Sugarのケーキが!わーいわーい。でもそれを発見したときには既に腹9分目に達しており、1つしか食べられなかった。もし次回来ることがあったらもうケーキしか食べないんだから。決めた。ケケケ。
ゆったり2時間の食事。

** 19:30 La Reve (Wynn Las Vegas)
鑑賞尽くしの4日間を締めくくるのは、Cirque du Soleilではない。ジャンルとしては似たようなものだが。
劇場に入る前、女性トイレの前に白スーツの男4人組が待ち構えていて出て来る人を無意味に祝うというゴキゲンな一幕を見た。近くでパーティでもあったのだろうか。酔っ払いだろうか。
とか思いつつ劇場へ入ると、いるぞ!さっきの4人組が。なんと出演者だったアホ4人。客席を歩き、髪の少ない男性客をみつけると取り囲んで頭を磨いたりする。そんで赤帽をかぶせる。見てるほうは面白いけどね。本気で客が怒ったらどうするんだろう。見てるほうはもっと面白いけどね!
舞台装飾の細やかな美しさは、Cirque du Soleilには見られない個性を出していてとても印象的だった。

** 22:00 Fashon show mall
もう閉店してた。

** 23:30 MonteCarlo
名残惜しくいくつかのホテルを巡りつつ、MonteCarloのカジノへ流れ着く。一応話のネタにと思い、手元に残っていた$40でブラックジャックに挑戦。$40といえば\5000近い額だが、$5チップに交換されると僅かに8枚。それを、最低2枚は場に出さないとゲームに参加できない。ものの5分で無くなった。
内田氏は神が降りたように勝ち、ブラックジャックで稼いだ$300がミニバカラをわずか10分で2倍に。差し引き$400の黒字で翌朝を迎えた。(もっとも、彼の場合は過去に大負けもしてるそうだが。)

Vegas3日目

** 10:00 Outlet Center
内田氏と2人、タクシーでGo。Segweyに乗ってる警備員を発見。うーんアメリカ。
僕の好きな類の雑貨屋さんなんかもあり楽しい。お、これは良い、と思うとmade in ChinaかIndiaあたりだったりするのだけれど、そんなことを言っていてはお土産は1つも買えない。そもそもVegasに特産品なんてひとつも無いわけで。
内田氏が「一風変わったカバンが欲しい」と言っていたので、かばん屋というかばん屋は残らず見て回ったのであるが、「ヤツ」は雑貨屋に そびえて いた。身長よりも高く積み上げられたソイツは、かばんと呼ぶにはいささか規格外であった。その自己主張たるや2mに達するのである。
30分近くに渡ってその「タワー」の前に立ち尽くし散々悩んだ挙句、男 内田は購入を決意。その圧倒的な存在感をどうにか持ち運べるサイズに押さえ込み、ホテルへ帰るのであった。

** 14:00 Stratosphere tower
一昨日の夜に絶叫しに行ったストラトスフィアを再訪問。先日は絶叫マシーンしか見なかったので、ショッピング。いろいろ面白いものはあったが、僕は買うには至らなかった。

** 16:30 Mystere (Treasure Island)
Cilque du Soleil 第3弾。今回鑑賞予定の4作品の中で最も古いものである。
16:00に、劇場前のショップに集合。そこで急に嫌な予感がした。チケット、持ってるっけ?昨晩の映像がフラッシュバック。まだ切れてないチケットが確か2枚あって、一緒に重ねて、、、?別のポーチに、、、?
おいーーー!
あと30分ある。ホテルまでタクシーで片道10分弱だから十分に間に合う。すぐさまTIを飛び出し、タクシーでMonteCarloへ。タクシーの中で、$8とホテルのカードキーを用意して降りる準備をしていたら、直前でメータがもう1つあがって$7.4になった。メータの代金に加え約1割をチップとして支払う慣わしなので正確に計算すれば$8.14となり、手元に用意した$8では微妙に足りない。であるが、「約」だし、メータが上がったのは止まる直前だったし急いでるしまあいいかなと思って$8渡したら「チップが足りないよ兄ちゃん」とか言い出しよってからに。こんにゃろと思いつつ25セント硬貨を手渡して一路エレベータへ走り出す。エレベータの中でカードキーを探す。無い。
おいーーー!
タクシーから降りる直前にきちんと確認した。手に持って用意していたが、咄嗟の小銭要求に応えている間際に落としたか不用意にタクシー内のどこかに置いたかしたようだ。絨毯の敷いてある廊下で荷物を全部ひっくり返したが、カードキーは出てこなかった。幸い、キーはすぐに再発行してくれるという話は聞いていたので、頭を切り替えてフロントへ。名前とパスポートを見せると、2分ほどで再発行してもらった。部屋番号が違う。
おいーーー!
どういうことかというと、2人×5部屋を予約する際に部屋の割り当てを決定せずに適当な組み合わせで登録してあってそのままチェックインしていたので、ホテル側に登録してある名前と実際に使用している部屋番号が違ったのである。。。て、一昨日ちゃんと説明して登録しなおしたはずでは?というようなことを頑張って英語で説明し(そんな難しい単語は要らない)どうにかこうにかルームキーをゲット。エレベータへ飛び乗り、部屋へ駆け込む。トランクの中を一巡り見回したところで、再び記憶が蘇った。チケットは昨晩「別のポーチ」にしまって、それを今朝、ポーチ丸ごとかばんに放り込んだのだ。ということは、、、ずっと持ってたんじゃん。
おいーーーーーー!
自分の馬鹿さ加減に呆れつつ、いい土産話が出来たぜなどと喜びつつ、再びTIへとタクシーを走らせる。
開演に10分遅れて劇場到着。背の高い座席案内のスタッフが、人垣の向こうで何が起きてるのかを説明してくれたのがちょっと面白かった。座席は素晴らしい最前列。出演者が僕の後ろを通って頭を触られたりして、最高に楽しかった。まったくの無駄になった往復タクシー代$16と、ごたごたの間にいつの間にか紛失していた帽子の事はすぐに諦めがついた。

** 19:30 Ka (MGM Ground)
Cirque du Soleil 4連鑑賞を締めくくるのは、最新作、賛否両論の カー である。アクロバット要素がほとんど無いので、そこを期待していくとがっかりすることになる。見所はメカ。メカの限界に挑戦している。その意味では、メカのアクロバットと言えるかもしれない。
純粋な体術より小道具を用いた技術のほうが好みの僕としては、バトン芸に大満足。しかもあの人は日本人らしい、ということで万歳。
京劇をパクったみたいな殺陣がダサイのは、あと1年後に見たら改善されてるかも。それから、縄跳び芸がどう見ても失敗しまくりで納得いかない、と思っていたら、後日先輩に聞いたところによると毎回同じように失敗するのであれは演技なのだ、という。でも納得いかないってば。

** 22:00 Rain Forest Cafe
なんとなく見覚えのある雰囲気、と思ったらやっぱり。Londonにも支店のあるお店だった。去年の秋にLondon支店を見ている。で、「あ、この店ロンドンで行ったなあ」とか口走ると、もうなんか何十カ国も回った海外旅行のベテランみたいに聞こえるから不思議。(実際は3カ国。)
Volcano Cakeとかいうデザートがあって写真が載ってておいしそうだから頼もう、ということで5人だから2つ頼んだ。
ところで、すごい大きなモノとかすごいちっちゃなものとか、そのサイズに感動したのに写真に撮ると全然スケールがわからなくてがっかりしたこと、ありませんか?そんなときは比較のために自分の手やタバコのようなアイテムを並べて撮るのが良い。って突然何の話かというと、つまり写真からは想像できないバカでかいのが2つも運ばれてきたわけ。食べきれんて。何人前のつもりで作ってるのか。米国人。途中から我慢大会みたいになってきて、S嬢が「スプーンを口に運ぼうとすると手が震える」と言い出したのでいよいよ拒絶反応かということでMission Imcomplete.
そのS嬢は一足先に明日早朝に帰路につくことになっている。深夜は5人ほどでカジノに繰り出した。僕は他人の金でスロットをやらせてもらって$25勝ったんだけどそこでやめなかったので結局負けた。
カジノの法則「小勝負では勝てない、大勝負では負ける。」

Vegas2日目

9時にロビーに半数ほどだけ集合して、MonteCarloからStrip通りを挟んで向かいのフードコートでSubwayのサンド($5)。
** 11:30 Atomic Testing Museum
今年出来たばかりの原爆実験博物館へ。Las VegasのあるNevada州は、原爆実験の地としても有名である。今年頭に、NPOによってこの博物館が作られた。内容はかなり専門的な科学的内容の展示となっていた。原爆の仕組みの解説など、よく出来ていたように思う。キノコ雲は一種のシンボルとして、マリリン・モンローと組み合わせてポスターになったりしていた。原爆実験全盛期には、その爆発の様子を見学するツアーが組まれたりもしたそうである。
一部の人々には我慢ならない展示内容かもしれない。作った分だけ、少なくともプラスだと僕は思うけれども。

** 14:00 Forum Shops
ショッピングモールへ。ブランド店群を素通りし、新館までくるとなかなか面白いお店が揃っていた。へんな家具屋があって、ネタ写真をたくさん撮影。ここで家具を買うってどういう人種なのか。あと、香水屋の前に、聴診器を自分の胸に当てたガイコツがあってちょっと面白かった。1FにはSonyStyleがあった。QUOLIAシリーズの展示を見て笑った。

** 17:00 Monte Carlo Hotel
別行動してたメンバと落ち合って、food courtで軽く夕食。イタリアン料理屋さんのロールピザがチーズたっぷりで僕好みで満足。$5。

** 19:30 Zumanity (NewYork-NewYork)
南隣のホテルへ徒歩で移動。Cirque du Soleil シルク・ド・ソレイユというのは、今や世界一の実力を誇るサーカス集団である。(いわゆる鼻が赤くて目が星のピエロなんかは出てこないので、サーカスというと語弊があるかもしれない。)大学の先輩から借りて映像だけは見たことがあったが、原宿ビッグトップへはなんだかんだで一度も行かなかったので、実は、初めての生ソレイユ体験なのである。初めてがZumanityって、あ゛、おまえ、と、知っている人は言うに違いない。
僕もいつの間にか大人になったもので(笑)、新宿二丁目のゲイ・ショーも見たことあるし(1回だけね)、六本木のオカマステージ「金魚」も見たことある(これも一回だけね)ので、多少「その世界」の雰囲気は知っていたが、まあ、雰囲気としてはそんな風である。声の低いオカマが多少卑猥なジョークをぶっ飛ばして客を沸かせたり、天然バカ風のお嬢がナンセンスなおしゃべりを披露しつついきなり上半身脱いだり、マッチョな兄さんがそれはそれは徹底的に計算された際どさで1枚ずつ脱いでいったりするわけ。文章で書いてしまうと低俗極まりなくて恥ずかしくなるが、しかしそこは天下のCirque du Soleilで、その美しさと華やかさとコメディの完成度は突っ込み所がない。もちろんアクロバットも満載。Contortion(柔軟芸)好きの僕としては、前半の二人のアクトは特に楽しめた。
ちなみに、Cirque du Soleilのショーがこのあと3つ出て来ますが、Zumanityが例外的に「そういう世界」なのであって、他の3つはいたって極めてマトモで高尚な芸術ですので。念のため。

** 22:30 O (Bellagio)
モンテカルロへ戻ってtram(モノレール)で北隣のベラッジオへ。シルクドソレイユ第二弾は、日本での人気No.1と噂の”オー”である。噂どおりの奇想天外な舞台装置、独特の世界観と色彩。そんで、超人アクロバット。
実は席が悪かった。遠い上に、目の前に柵があって、常にその隙間から見る羽目に。ちょっとハズレ。しくしく。
Saltinbancoとか映像でみちゃってるせいもあって、アクロバットにもエキサイトしきれず、物足りない感じのまま終わってしまった。次回はもっと良い席を頑張って取らねば。
** 25:00 Monte Carlo
ホテルに帰って、今日一日の資料を整理。Zumanityのチケットはミシン目で切られずに残っていた。来年の同じ日に使えるかも(嘘だからね)、ということで大切に保存。

Vegas1日目

あの「色即是空」のプロデューサ内田氏は、家族旅行でしばしばVegasへやってくるというベテラン。彼に誘われて、Vegasに行くことになった。総勢10名というわいわい旅行である。うち7名は学生。うち1名は社会人の皮をかぶった学生風の男、と最近よく言われる僕。
15:30 に成田を発って、到着したのはVegas時間で同日13時。すごい。時間を戻ったぜ。
** 13:30 Monte Carlo Hotel
まずは宿泊先ホテルへ。知らない人のために簡単に解説すると(といっても僕も今日知ったばかりの知識だが)Vegasでホテルと言えば、1Fにだだっ広いカジノエリアがあってその周辺に各種ショップ(武器屋とか防具屋。ではない。)が5つくらいあって、レストランが4つくらいあって、1つか2つは大きな劇場があって定期公演がなされ、そんで客室がどばどばとある、という総合建築物である。1つのホテルの端から端まで200メートルくらい。そんなばかでっかい建物(てか、城)が、Strip通り沿いに10個くらい並んでいる。ちなみにMonteCarloの劇場の定期公演は一昨年(だっけ)国際フォーラムにもやってきたランス・バートンのマジックショーである。
今日は19時から「Blue Man Group」というショーを見ることになっている。MonteCarloから1つ南がNewYorkNewYork、もひとつ南がExcalibur、それを通り抜けてその先にあるのがLuxor。そこまで徒歩で20分ほど。ネットで予約してあったチケットをBOX OFFICEで受け取った。
夕食はExcaliburのBuffeで$15.味は感心するほどではないが悪くは無い。種類はとても豊富で気前が良い。日本でこの食事を1600円では食べられないと思う。
** 19:00 Blue Man Group @ Luxor Hotel
日本で言えば電撃ネットワークとかだろうか、見たこと無いけど。言葉は無しで、打楽器類を多用しながらのコメディーショー。斬新なことを数多くやっており、良い刺激を大いに受けた。が、純粋にコメディーとしてはイマイチ完成度が低い、というのが正直なところである。最後のパフォーマンスが悪質で、客席に総攻撃されるのであるが、双眼鏡が絡め取られて持っていかれそうになった。それはすぐ気付いて奪い返したが、終演後、愛用していたブレスレットがなくなっていた。とても悲しい。今後見るつもりのヒトは要注意。
** 21:40 Stratosphere
寝るにはまだ早いということでタクシーで移動。Vegasで一番の高度を誇るタワーであるが、そのてっぺんに絶叫マシーン4種が装備されているというアタマ悪さ。みんなで乗ろう、という流れになり、僕は絶叫マシーンは別に好きじゃないんだけど付き合いで1つだけ、ということでX scremeのチケットを買ったが、実物を見てみるとこれが酷かった。乗る前から気分が悪くなりそうで、買ってしまったチケットを大いに後悔した。堪忍して乗った。3回死んだ。喉がかれた。
** 24:10 Monte Carlo
24時過ぎに戻る。ホテルの部屋ではインターネット接続が24h毎に$10というサービス。追加料金つきのサービスを利用するときはフロントでクレジットカードを登録するようにということでフロントまで行ってきたのだが、名前と部屋番号が一致しないとか言われる。どういうことかというと、2人×5部屋を予約する際に部屋の割り当てを決定せずに適当な組み合わせで登録してあってそのままチェックインしていたので、ホテル側に登録してある名前と実際に使用している部屋番号が違ったのである。というような説明をどうにかこなして、手続き完了。ネットがないと落ち着かない、依存症な僕。
起きたら飲もうと思って買ってきた100%フルーツスムージー(5$)がなにやらおいしくてあっという間に飲み干してしまった。

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