金魚

たまたま誘われたので、六本木の有名ゲイ・バーに行ってきた。バーと言っても、お酒を飲みながら70分程度のステージを見る、というショー・スタイルで、客席もステージを意識した作りになっている。

これが。完璧に芸術的な舞台であった。変幻自在の可動式舞台装置、完璧な衣装、工夫された照明。多くの要素を詰め込みながらもきちんと調和のとれた演出。テーマも多岐にわたり、全く飽きさせない。役者もよく訓練されていた。文句なしにプロだ。これだけ完璧だからこそ、背後に控えめに流れるメッセージが、心に響く。

ゲイとかバーとか抜きにして、単純に舞台として、羨ましいほどに素敵なショーだった。ハンデを感じて生きてきた彼女達ならではの輝きなのかもしれない。

return top