アーカイブ ‘ 2002年 11月

いいやつ見つけた。

電車の中で。茶髪の、ツッパリ風の、中学生か高校生の2人組。他人のおぶっている赤ちゃんを見ながら。

「うっわ。すっげーかわいい!こいつは将来ジャニーズJr決定だな!!」

なんて平和な。

信じるとか過信するとか

自信過剰気味な自分を、しばらく押さえ込んで、謙虚に謙虚にと努めてきたのだが、以前の自分のほうがいろいろうまく行っていたような気がしなくもなくて、僕は自信過剰気味でちょうど良いのかな、とか。学園祭で沢山の観客を前にパフォーマンスをしているときにふとそんなことを思ったり。

手品もまた、バドミントンと同じく、僕にいろいろを教えてくれる。自分の力で考えることは大切なことだが、既に世界に存在している知識は有効に利用しないと。

内向きのエネルギーをすこしずつ充填中。。。バネを利かせて、卒論をとっとと仕上げるのだ。

自己満足というのか違うのか

久しぶりに購入したジーパンと、母親からお下がりのGジャンを合わせて着てみて、鏡の前に立ってみる。やはりこのGジャンはレディース用なのか、最近前髪を伸ばし放題にしているのも手伝って、「お、結構かわいいじゃん僕」とか思ってしまう。笑。(これで格闘技やっときゃ小鳥遊練無君ごっこが出来るのに。)別に常々そんなことばかり考えているわけではないぞ!鏡に向かう時間だって、多分、平均より短いと思う。

自分の外観は好きです。手とかかなり好き。それは、素敵に生んでくれた両親と神様に感謝、っていう話であって、いろんな個性のひとつとして、長所として、人のために役立つ場面では役立てたいと思う。

反対に、めちゃめちゃ外見の良い人が自分を卑下するのって、それこそその個性に恵まれなかった人たちに失礼だったりしないだろうか。以前にも似たようなことを書いた気がする。

今日の日記だけから僕の人格の他の部分を推測しないように。つまり、そういう人が多すぎる、と言いたいのです。

変換ミス

ついさっき、「めの」を変換しようとしたら、「ての」という候補が出てきた。これはいったいなんぞや?ちなみに、IME2002です。症例求む。

追記:12/11現在、再現しなくなった。幻のバグか?

エッシャー展

渋谷東急Bunkamuraへ。だまし絵で有名なM.C.エッシャーである。自称パズルマニアの僕としては、これは見るしかない。

驚いたことに、展示の半分以上はだまし絵ではない、普通の絵だった。だまし絵作家としてしか認識していなかったが、普通の絵も味わい深い。ちゃんと、どこかエッシャーっぽい。彼にはイデアの世界が見えているのだろうか。そんな印象を持った。

無限への挑戦と題して、後半は、彼の本領発揮の作品が次々と。うわ、この人天才だ、と、息を飲む瞬間。数学がからっきし苦手だというのは知らなかった。彼にとって、数学の専門書は絵本だった、とか。

実は、目のくりっとした爬虫類や魚が作品の中にしばしば登場する。こいつらが、なかなかに。

羽を打ちながら

この一球が取れれば、今僕を悩ませているあの一件もうまくいくに違いない。などという、何の根拠も無い因果を考えてみたりする。しかしながら、まったく無関係ではない。僕という境界面を通して、つながっているのだから。

モネと積みわら

高校3年間毎日北浦和へ通っていたのに一度も行かなかった、北浦和の近代美術館へ。荷物を預かってくれるコインロッカーの一室に、デジタル時計の文字盤が山盛りに詰め込んであった。いきなりどなたかの作品らしい。こういう演出は好きだな。

特設展は19世紀のヨーロッパの美術の変遷を時系列で追ったもので、パリコミューンやら万博やら、日本文化の輸入やら、写真技術の発展やら。

積みわら haystack という作品があった。遠方から当たる夕日が綺麗。ほかの絵とはちがう衝撃を感じた。なるほど、これが名画というものか。。。絵を見て涙が出るなんて事、にわかに信じがたかった僕だが、タイミングしだいでは、この絵で涙が出たかもしれないな、と、思った。

帰り際、グッズショップで仰天。積みわらストラップである。美しい情景は消し飛び、温かみは冷め、ただ、積みわらの形をした携帯ストラップ。ギャグか?笑っていいのか、これは。

笑ったけど。笑いながら立ち去ったけど。店員にはちょっと失礼だったかな。いや、あんなギャグを用意しておくほうが悪い。

中国アヒル

友達がバイトしているというので、銀座アスターに行った。注文をしたわけではないのだが、なにかのキャンペーンということで、北京ダックを一切れ食べることに。

シェフが皮を剥ぎ取るデモンストレーション。皮を全部剥ぎ取ったところで、残りは全部捨ててしまうらしい。残りのほうが多い。おいしそうに見えるんだが。。。

捨ててしまうらしい。そういう理不尽な料理は、味の如何にかかわらず嫌いだ。しかも、味も大して感激しない。もういいや。

ほかの料理はおいしかった。ただ、チェーン店という形態が、店のイメージを安っぽくしている気がする。。

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