アーカイブ ‘ 2002年 7月

Bug’s Life

キャンパスの前の通りをバイト先へ向けててくてくと歩いていた矢先である。たまたま、その熾烈な戦いが目に付いた。スズメバチと青虫が格闘している。腹のあたりから緑色の体液を流しつつ、スズメバチの後ろ足をしっかとつかむ青虫。おまえも道連れにしてやると言わんばかりの迫力だ。暴れるスズメバチ。後ろ足をつかまれ、羽を必死に羽ばたかせても飛ぶことが出来ない。一瞬羽ばたくのをやめたかと思うと、青虫の傷口に尻尾を一撃。針は既に無かったように思うが、激痛が走ったのであろう、青虫は思わずその手を緩め、すかさずスズメバチは空へと舞い上がる。スローモーションで地面へ崩れ落ちる青虫。そのまま、動かなくなった。

究極じゃない選択

とある田舎の道で、「武者歯科」という看板があった。麻酔を使ってくれない雰囲気満点。

その50m先に、今度は「スマイル歯科」が。おいおい、それは麻酔使いすぎでしょ。。。

「やっつけ仕事はやっつけろ」

コメディストアでおなじみの飯野雅彦さんのソロライブ@三軒茶屋に行ってきた。(ちなみに、本来 @は at のことなので、@仕事中 はおかしい。@仕事 ならOK。 どうでもいいけど。)なにしろ、僕はこの人のセンスがたまらなく好きなのだ。

ソロライブというのは、つまり一人芝居である。さすがに照明と音響のスタッフは別にいたが、舞台上には一人。これで1時間客を楽しませるというのはものすごいことだと思う。そのエネルギーにまず敬服。内容ももちろん最高。歌っちゃう眼鏡屋さんが傑作。

友達と屋内工事

その前に、昨日の話。とある理由で、我が家には古いながらも「当時の最新型」100インチプロジェクターがあるのだが、いままでスクリーンは白いシーツに手製の枠をつけたもので代用していた。と、そこへ、ついに、手に入ったのだ。スクリーンである。学校の教室にあるような、バネ巻き取り式のものだ。

重さ8kg。設置したい壁はいわゆる石膏ボードらしく、中は空洞で頼りない。天井はコンクリートで素人には手も足も出ない。どうするか。プロに頼むしか。プロ・・・と、そこで、中学時代よく遊んだ、電気工事屋の息子を思い出した。突然電話をかける。前置きなしで用件を言った。「プロジェクターの投影スクリーンが手に入ったんだけどさ。重さが8kg。なんとか、コンクリートの天井に打ち付けられないかな。」とんとん拍子で話を進めて、明日の昼に来てくれることになった。

で、今日だ。昼食をご馳走してあげよう、と予告しておいたのだが、工事屋なんてやってたら外食は食べ飽きてるだろうと思い、気合を入れて料理をすることに。丁度、サークルの先輩に「この前作ったきのこクリームスパゲッティが傑作でさぁ」と自慢されていたところなので、挑戦したい気分だったし。材料費に糸目をつけなければ、おいしいものを作るのは比較的簡単なのです。

昼過ぎに彼は来た。一人の助手を連れて。そいつも昔よく一緒に遊んだ友達だ。3人でスパゲティを巻きつつ。でっかいスイカを山分けして。なんとも言えず楽しい。

食後ちょっとしてから、仕事が始まった。すっかり1人前の仕事人のような口ぶりの彼に、つい嬉しくなった。中学時代はなんだか調子はずれで危なっかしいやつだったのに。数学とか理科とか、いつも教えてあげてたのに。今、僕の目の前で、僕の知らない知識をたくさん動員して、僕に解けない問題を解いてくれるのだ。それでいて、良かった部分はちっとも変わっていないというのが、またなんとも良い。

壁に針のような工具を何度も打ち込んで向こう側の様子を調べ、見積もりをしてから、材料を買いに行った。脚立と電動ドリルが持ち込まれ、なれた手つきで天井に穴をあけたかと思うと、釘がなかなか進まないというので3人で交代でハンマーを振るったりした。

18:00ごろ、作業は完了した。がっちりと固定された8kgのスクリーンを引き出して、レーザーディスクの映像を投影した。ワンダフォーだ。今まで白シーツで満足していたが、まるで違う明るさと鮮明さ。

その後、3人で「ボディーガード」(たまたまLDがあったので)を鑑賞。

良い日だったので、ここに記録。

コメスト

久しぶりのコメストだ。スティーブ・マーシャルというマジシャンが出演していた。TDLやイクスピアリを始め世界中の遊園地で活躍しているそうな。ショーのスタイルはどちらかというと僕の目指したくないタイプのキャラクターだったが(^^;

後半はいつものように即興劇。(マサさんはやっぱりいいなぁ。。。)「どなたかお手伝いをしてくださるお客様は。。。」手を上げてしまった。(本当は毎回手を上げたいところだが、自分ばかりやらせてもらっても悪いので遠慮している。でも、今日は久しぶりだし、ということで。)本を開いて、好きな台詞をデタラメに言う役。どれでもいいとは言われていても、ページを開いてぱっと目に飛び込んでくる文章の中から読みやすいものを選ぶのに一瞬の思考がある。あんまりデタラメで文章にもなっていないような部分を読むのも良くないし。かといってはまり過ぎては面白くない。頭のクロック周波数を密かに上げる。最後の台詞はちょっと失敗だったかな。

次回18日は JAY と がーまるちょば でどちらもお勧めです。サークルの1年生をたくさん連れて行こう。

return top