アーカイブ ‘ 2001年 10月

恋恋蓮歩の演習 読了

久しぶりの森博嗣。いや、地球儀のスライスを読み返したばかりだったか。この、文章の切れ味が、やっぱり最高です。登場人物の会話が、なんとも気持ちよい。天才にあこがれる気持ちを思い出させてくれるから。

これ、Vシリーズの中で一番好きかも。

ハロウィーン

www.harrypotterfan.netと称するページの会員によるハリーポッターファンのための魔法世界的ハロウィーンパーティーに、諸事情あって手品師として参加することに。そもそも、今日のためにハリーポッターを読み始めたのだが。「魔法の世界の日常的な魔可不思議的なものを多用して欲しい」などという依頼者の言葉に、この人何か勘違いしているなぁ、というほのかな不安は胸にしまいつつ、それなりに期待に添えるよう、手から火を出すとか、割れないシャボン玉とか、それなりに魔法っぽいアイテムを用意して会場へ。なんかこう、一般客にまぎれて、手品師であることすら隠して演技をするのかと思いきや、ドラキュラ衣装を身にまとい、ばっちりメイクもされて、鏡の前で置物になって客を迎えることになったので、なんか、立ってるだけで人がやってきて並んで写真を撮って去っていったりしました。あ、そういうのはぜんぜん嫌いじゃないんですが。

なんか、しゃべらずに立っているキャラクターとして認識されてしまった以上、しゃべりだすのもはばかられ、ひたすら無言で手から火を出したり、火からかぼちゃを出したり、火からステッキを出したり、「てじなみたいな」ことばっかりやってました。パーティー自体はとても盛り上がりまして、客の一人としては大いに楽しんだけれど。

来年はもっと凝ったことをしたいなぁ。手品を演じるシチュエーションとしてはとても面白いので、準備の時間がもっとあれば、良いショーが出来たと思うのだけれど。来年も、是非呼んで頂きたい。無理かな・・・?

魔法体験

諸事情により、ハリーポッターを読み始めた。日曜の晩に「賢者の石」月曜の授業中に「秘密の部屋」と順調に読み進み、今日は「アズバガンの囚人」をかばんに入れて家を出てきた。あまりに天気が良かったので、朝、上野公園で足止め。読み始める。30分ほど読みふけっていたところで。

べち。

突然、開いた本の中央に柿の実の破裂したようなものが出現した。見開き1ページがべちゃべちゃである。音と破裂の形状から判断して、上から落下してきたと考えるのが最も妥当であるが、空を見上げても木はない。状況から考えて、鳥が落下させていったと考えるほかない。よくもまあ、ど真ん中に。おかげで僕は無傷だった。

いや、しかし。落ちてくるのを見たわけではないのである。落ちてくると考えれば説明できる、と、それだけのことである。ひょっとしたら、誰かのいたずら魔法だったのかも。なにしろ、読んでいた本が本だから、そんなこともふと考えた。

まあ君の正体

「地球儀のスライス」森博嗣 読了。3回目、いや、2.5かな?短編集なので。まあ君の正体、やっとわかりました。

プレーンパスタ

千代田線 根津駅のちかくの SPIGA というパスタやさんにふらっと入った。メニューに「プレーンパスタ」というのがあった。よほどパスタに自信があるのか。早速注文。

プレーンとは言ったものの、上にパルメザンの大きなスライスが何枚かのっていた。めちゃめちゃおいしかった。これは、たまに食べたくなるかも。

どくとる

「どくとるマンボウ青春期」北 杜夫 読了。この本に出ている「ぱくる」の語源は信じていいのか?

高校時代を思い出す本だった。高校生のときに読んでいたら、すこし人生観が変わっていたかもしれない。

てじなみたいな

発表会が終わった。めちゃめちゃに忙しかったけど、すっごく、楽しかった。

今回は、表舞台にも少し顔を出したが、主に裏方として全体の演出に注力した。自分個人の演技はめちゃめちゃだったけど、演出が良かった、と、多方面から誉めてもらえて、大満足。

自分の中には、実は山ほど課題が残っている。来年は、演者か、演出か。とりあえず、やる気はまんまん。

爆撃?

何で爆撃するのか理解できないのは、僕が被害者の立場を理解しきれてないから?僕の想像力が足りないから?

英題

「ウは宇宙船のウ」レイ・ブラッドベリ 読了。これは、部屋の奥から出てきたもの。原題は「R is for Rocket」だそうです。かっくいいですね。よく、「好きな言葉」とか、自分の作品のタイトルとかにとりあえず英語を使いたがる人がいますが、大抵は English User から見たら小学生レベルの命名だったりしませんか?

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