アーカイブ ‘ 2001年 4月

松山バレエ団

見てきました。僕は2度目。バレエ鑑賞自体も2度目。かの有名な森下洋子さん、なんて書いて、前回見るまで名前を知らなかった無知な僕です。で、森下洋子さんが、今回は14歳のジュリエット。って、実際何歳だか知ってます?書かないでおこう。知らなければ、そのまま気にすることなく舞台を楽しめるでしょう。

しかし、恐ろしいまでに14歳でした。悪魔と契約したとしか思えません。思わないけど。

このあと、今回の鑑賞会を企画してくださったサークルOBの自宅へ。あらゆるジャンルの名場面ビデオ鑑賞会となったのでした。20年前の森下洋子さんとか、外国のバレエ団とか、タップダンス、モダンダンス、ステージマジック、テーブルマジック、「That’s Entertainment!」、お笑い劇場、ダンボ、有名女優のインタビュー場面、と、次から次へと見せていただき、笑ったり、驚いたり、感心したり、という高密度な9時間。9時間です。夜通しです。

帽子たてとか、ほうきとか、椅子とか、身の回りにも面白いものはたくさんあるのですね。

将棋対決

6年ぶりくらいに、まともに将棋の勝負をしました。お互い、いい具合にへぼ棋士だったので、二転三転の大逆転劇。明らかにとどめの1打である金を間違えて一つ右に置いてしまったり、これで積みだ!とぬか喜びしたり。間抜けですねぇ。でも多分、僕くらいのレベルだと、ミスをしない自分のほうが幻想で、何度勝負しても同じくらい間抜けなミスを毎回やるのでしょう。まあ、それが楽しいのだけれど。

結果は?勝っちゃいました。対戦相手は音大生なので、僕のテーマメロディを作ってもらえることに。実に楽しみです。

忙しいとか疲れたとか

学校生活が軌道に乗って、1週間にこなさなければならない仕事がだいたいわかってきました。結構、大変なのですが、先月から「忙しい」と「疲れた」を封印したので、何とか頑張ろうと思います。

自分の3倍もの仕事を毎日当然のようにこなしている人たちが実際にいますからね。それを思うと、忙しいなんてとても言えません。

郷:手品返し

月末だからでしょうか?にぎわっております。そろそろ新しいネタを導入しなければ。

ある席で、僕が一通り演じ終えたところで、お客さんが手品を始めました。まあ、よくあることです。先日マリックさんがテレビで解説をしていたやつでした。まあ、よくあることです。せめて隣の同僚にでもやっとけばいいものを、相手に僕を選んだのでした。まあ、たまにはあります。

彼は1円玉を7枚出してきて、「ここに7枚の1円玉がある。間違いがないか、数えてくれ。」といいました。その時、僕の頭の中に悪魔のささやきが・・・。僕は1枚ずつ丁寧に、声に出して数えながら1円玉を彼に返しました。彼は、「確かに7枚だね。これから、なんと・・・」。そこで僕は、こらえきれずに笑い出してしまいました。彼の手に握られているのは6枚で、既に1枚、僕の右手に飛び移っていたのです・・・

ごめんなさい、もうやりません。雰囲気が良かったから今回は良かったけど、一般的には危険な技です。

ストリート:さ、さむい・・

折角予告したのに、昼間、雨。夕方雨がやんだのでラッキーとばかりに繰り出したものの、信じられないほどの寒さでした。人通りも少ないし、僕の手もなかなか動かなくって、いやはや、まいったまいった。

わずか4日ほどの予告(このページ上で)だったのにもかかわらず、目ざとく見つけてみに来てくれたお客さんもいました。嬉しいことです。

郷:お店のお手伝い?

今日、店員さんがとても少なくて、忙しそうでした。あまりに忙しそうだったので、空いたお皿を下げるとか、ちょっとだけ手伝ってみました。「いつでもバイトしにおいでよ。面接無しで採用するから。」そういえば、僕って、普通のアルバイトしたことないなぁ・・。時間さえあれば店員も経験しておきたいところですが。

以前は、「楽しんでいただけましたら、少しだけで結構ですので、チップをお願いします。」というようなセリフを言っていたのですが、この3週間ほど、それを言わずに済ませてしまって、一度それに慣れるとこの手のセリフはなかなか言いづらくなってしまうのですね。

埼玉新都心で

けやき広場というところでイベントがありまして、マジックショーをしにいってきました。

子供がたくさんいたのですが、全員を敵に回してしまったようでした。あるいは、思い込みだったのかもしれませんが。僕がなにか不思議なことをすると、みんな静かになります。数秒後に、一人が、「あ、わかった。」といいます。すべてはそれで終わり。もう誰も驚きません。もはや驚くことは恥であって、自分の無能を告白するに等しいのです。場は静まり返ります。僕は、本当は誰もタネがわかっていないと信じて、手品を続ける。

「ねえ、他の手品ないの?」「ねえ、それつまんないよ。」「ここ暑いから、日陰に行きたいなあ。」・・・

つまらないなら、なぜ見てるの?日陰行きたい?行っていいよ。テーブルに触らないでくれ。壊れやすいんだ。頭には、いろいろな言葉が浮かぶ。口に出したって、いい事はない。排除。排除。排除・・・言葉が出てこない。怒りが込み上げる。怒って、どうなる?排除。沈黙。顔だけは笑う、笑っているように見せようとする。しかし、明らかに見透かされているのがわかる。目の前にいる子供たちは、僕が本当はいらいらしているのを感じているに違いない。いらいらは良くない。排除。何もすることがない。僕のいる場所ではない。

ショーは、途中で突然、中断されました。収拾がつかなくなった子供たちから、とにかく逃げ出したかったのでした。どうすればいいか解からなかったのでした。このまま続けることの意味がわからなくなったのでした。

久しぶりに、自分のことが嫌いになりました。

愚かなる補足

確率3/10の事象の起きる回数の期待値ですから、逆数になるのは当然ですね。まったくもって自明です。

電話が嫌いな理由

僕も一応PHSを携帯していますが、どうも電話でお話するのは嫌いで、友達に電話番号を聞かれたときは大抵「電子メールでいい?」と聞き返すようにしています。

1日が24時間あって、そのうち(少なめに見積もって)6時間は寝ていて、90分の授業が3回あって、更に毎日3時間は電車の中にいるわけです。計13時間半。つまり、僕に電話をかけても、1/2強の確率で、回避できない理由により通話不能です。食事の時間が、1日に1.5時間。口をもぐもぐさせながら電話に出るのも失礼かと思いますので、これも通話不能。それから、これは我儘かもしれませんが、僕は1日のうちのせめて1.5時間くらいは電話を気にせずに作業に没頭したいのです(これくらいなら人並みでしょう?)。

つまり、結局のところ、僕に電話して無事に会話が成立する確率は30%ということになります。

更に話をややこしくするのは、留守番電話、着信履歴といったおせっかい機能のみなさま。これらの機能のせいで、僕はこのアンラッキーな70%のために電話を返さなければならないのです。しかも、相手もだいたい僕と同じような生活をしていると仮定すれば、それでつながるのもやっぱり30%。運悪く70%の方を2回たどってしまったパターンの場合には、さらに相手側に僕へ電話する義務が課せられて、やはり30%の確率でつながるわけです。いったい、平均何回でつながることになるのか計算してみると、Σn*0.7^(n-1)*0.3 ですから、3.33回くらいです。

というわけで、連絡は電子メールで。僕は、1日3回くらいはチェックしてますから、電話をかけるより、多分確実です。

郷:後半は盛り上がり

初めの3組から断られる、という、恐ろしいスタート。これは、かなりの精神的打撃! でも、今日はお友達がサークルの新入生を連れてやってくる、と聞いていたから、それをたよりになんとかテンションを維持しました。

なんと今日は、「このホームページを見てやってきた」というお客さんが現れました!初めてのパターンです。(過去にも密かにいたのでしょうか?名乗り出てくださいね。)楽しんでいただけたようで、何よりです。

ご予約のご一行も無事に到着。奇術サークルの新入生歓迎会、だそうで、つまり、そのサークルの今後の運命が僕のパフォーマンスの出来にかかっているわけで。張り切っていこう・・あ、失敗!いや、ばれてないばれてない。

さらに、予想外のお友達がもう一組。2回目の来店、ともなりますと、実はお気に入りのレパートリーはほとんど出し切ってしまいます。新技を仕入れなければ。

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